藻からジェット燃料 実用化へ着々

マネテク! > その他 >
2012年11月13日

藻からジェット燃料 実用化へ着々

こんばんは、藻が大好き、
藻・滝川@〜マイレージ・クレジットカード〜 マネーテクニック!です。

以前、藻からジェット燃料が生成できる、という
ニュースを取り上げたことがあります。

(過去記事)
・石油を生成する藻を沖縄で発見!ジェット燃料への活用も?

石油業界からの圧力で報道されないのでは?などという
勘ぐりをしたくなるくらい音沙汰がなかったのですが、
久しぶりにニュースになっていましたので紹介したいと思います。

バイオ燃料―畑でつくるエネルギー
・「藻」が燃料に 課題はコスト IHIが実験公開 (産経新聞) - Yahoo!ニュース
藻」が燃料に 課題はコスト IHIが実験公開

 IHIは7日、藻から燃料を作り出す「藻類バイオ燃料」の実験施設を報道陣に公開した。光と水、二酸化炭素があれば燃料が作れ、サトウキビなどから作るバイオエタノールのように食料と競合することもない。平成26年からジェット燃料向けなどにサンプル出荷を始め、28年以降の事業化を目指す。

 公開したのは同社横浜事業所(横浜市磯子区)の屋内と屋外に設けられた藻の培養器。使われる藻は増殖が速い「榎本藻」。成長や細胞分裂の際に油を発生、作られる油の質は重油に相当するという。光合成だけで増殖し、通常の藻に比べ1カ月後の生産量は10万倍にもなる。

 ただ、事業化に向けてはコストが課題となる。土地代、電気代、水処理費用などのコストを積み上げると、現段階の1リットル当たりの価格は1千円以上と、石油の10倍以上に及ぶ。今後、単位面積当たりの生産量を上げるための培養技術の開発に加え、土地代の安い海外での生産も検討する。こうした取り組みを通じて「32年までには価格を1リットル当たり100円以下まで引き下げたい」(成清勉・新事業推進部部長)としている。
以前のニュースだと、海で養殖(?)するようなイメージでしたが、
土地代がかかるということは陸上なんですかね?
また、電気代や水処理費用もかかるということで、
どういった仕組みなのかがちょっとよく分かりませんでした。

ただ、日本が持つ広大な排他的経済水域を活用して、
海上で大量に石油を生成するプラントのようなものを浮かべられたらいいのではないか、
と思いました。
電力はもちろん太陽光発電です。

素人考えですし、水処理のところはフィージビリティがあるのかよく分かりませんが、
これが実現すれば、エネルギー問題の解決につながるだけではなく
国際関係にもよい影響が出るのではないかと期待しています。

そしてもちろん、燃油サーチャージも廃止になったらいいなぁと期待しています(笑)。

前の記事前の記事: JAL好調でもANAが有利な理由
次の記事次の記事: 仙台空港の不発弾処理

「ポイント・マイル」ブログランキング参加中 人気ブログランキングへ
by ジョージ滝川 at 10:20 │ Comments(0) その他  
この記事にコメントする
名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔   
 
 
 

このページのトップへ
ページトップボタン